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まぜまぜのべる。 じょーもんさん、saneyukiさん、「まぜこん」の脚本賞受賞、おめでとうございます。
http://www.mazenove.com/free/free.php?type=contest_result03

 正確に言うと、脚本賞を受賞したじょーもんさんの『あなたの海へ』という作品の背景に、saneyukiさんの手になる背景画が使われているのだが、じょーもんさんの力量もさる事ながら、どんなに控えめに言ってもsaneyukiさんの才能もその受賞に一役も二役も三役も買っていると思うんですよ私は。
http://www.saneyuki.net/
http://homepage3.nifty.com/pinpoint/

 偶然、私はこのお二方とブログペット上で知り合った仲である。
 常日頃から何となく気になっていた才能が、ある日突然まばゆく光りだす。
 こういう青天の霹靂は嬉しいものですよ。
 じょーもんさんとsaneyukiさんも知り合いであり、つまり幸福な二つの才能の出会いが、賞受賞という栄冠へとつながったとも言えるのだ。

 私が以前描いたsaneyukiさんのオリジナルキャラクター「那菜美さん」。本物はもっと可愛い(汗 saneyukiさんは最近はキャラクター作りにも努力を傾け、その超美麗または「すごく雰囲気ある」3DCG風景画に花を添えるべく奮闘中であり、これがまた結構魅力的な女の子なのですよ。
 水木しげるといえば、手塚治虫と同じく、3世代くらいにまたがってファンを持つ偉大な作家だが、この人が編み出したとんでもないスタイルが、「超緻密な背景に、驚くほどシンプルなキャラを置く」という技法である。
 水木の本をお持ちのかた、昭和40年代くらいの作品を適当に開いて見てほしい。
  例えば『ゲゲゲの鬼太郎』の『見上げ入道』では、見開き1ページ半の大ゴマで実に緻密なタッチで、野原とその上空に浮かび上がった妖怪「見上げ入道」が描かれているのに対し、それを見て驚いている手前の鬼太郎はあまりにも簡単な描かれ様なのだ。
 つまり、従来の登場人物と背景の関係が主客逆転しているのである。
 もちろん、水木は元々は紙芝居作家である。他人から与えられるストーリーに絵を付ける仕事が多かった。が、マンガ家としての彼には原作者はほとんど付かない。
  つまり、物語作家でもあるわけだが、物語の背景を人物よりクローズアップさせる事により、「物語とは世界で見上げ入道。空気を体内に出し入れし、豆粒程の大きさから巨人サイズまで、その身体は伸縮自在である。拡~大っ。もある」という事実を歴然と、明確にさせたわけだ。その画力で、見せ付けたわけだ。
 これは、結構すごい事だと思う。
 実際に、優れた風景画は、物語と登場人物を、見る人の脳内に想い起こさせる事がある。
 saneyukiさんの仕事には、この傾向が濃厚なのだ。
 だからキャラクターを創造する、と聞いた時は、「あぁ、やはりなぁ」と私は納得したのである。

 この度のじょーもんさんの受賞には、世界観を構築するのを助け、そのすばらしい物語をさらに引き立てるという、重要な役割を果たしたsaneyukiさん。
 サポート役、というのは確かに一歩後ろに退いた仕事のように思われるかも知れない。
 だが、物語が付いておらずとも、その見事な背景(風景画)に人物が加わるだけで、見る者には物語を与えるのだ。

 本当に、おめでとう、お二方。
 

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有難うございます~
 最近、ブログの方を放置状態でして、ちょっとこちらを覗くの自体が久し振りなので、過去記事も読んで楽しもうと思っています。が、取り敢えず有難うございましたのメッセージを残していこうかと思いました。
 何を隠そう、(隠していませんが)saneyukiさんの絵がすごいというj.kさんの書き込みを拝見して飛んでッたのがsaneyukiさんのページでして、まぜのべというモノ自体を知ったのもそこのブログの記事からでした。という訳で、ご紹介有難うございましたという感じもあるのです。私としては。
 拙作の戯言に関しては、ブログでも叫んでますし、saneyukiさんのブログのコメにも書いてきたのですが、絵を見たときに殆どストーリーがやってきた状態で、そいつを形に切り取ったあとの整形作業に手間取ったのですが(効果の扱いなどについては途中でいい加減になってますし…)絵のパワーというものはすごいなぁとシミジミ思います。
 以前にも話しましたが、絵はインターネットに乗せれば全ての世界の人に感じてもらえる表現手段ですよね。言葉をいくら尽くしても、その直截さに日本語で書いた制作物は追い付かない訳で羨ましいと思う反面、これしか勝負する持ち合わせがないし…とか思ったり、マァ、半分いじけモードだったんですが、絵と音楽に強力に支援してもらって制約もあったけれど自由に動けたのも事実です。
 今回は絵と(音楽)の力を完全に信じて、地の文を一切排除して語りを積み上げるだけというナレーション抜きの映画を密かに目指してみました。実際にもっと欲しかった素材もあるんですが、(足音が若い奥様とばあさんが一緒とか、扉がどこも同じ音とか…)それはもう想像力で埋めていただくとして、制作してみて漫画のズルさを発見しました~。
 文章と絵と両方使えるし、空間が利用できるのだから表現が広くなることは当然じゃぁないですか。くそぉ、絵を描けないってのは本当に損だわ~。(もっとも描けたとして時間はどう捻出するの?って問題もありますし)
 取り止めの無い文章になってしまいました。ではまた~。
じょーもん 2008/08/21(Thu)04:29:55 編集
 名作だと思います。
 やぁどうも、じょーもんさん、お久しぶりです。
 私としてはsaneyukiさんから何か書き込みがあるかと待っていたのですが、どうもお忙しいようですね。
 『あなたの海へ』、拝見しました。
 読む人が入り込みやすい平易で親しみやすく、しかし誘われるような語り口で、思わず没入してしまいましたが、扱っているテーマの重さやその作劇の確かさなどを鑑み、気安く語ってはいけない作品だと思いました。
 キチンと臨んでのち、改めて記事として起こしたいと思います。
 少々お時間をください。
 j.k 2008/08/23(Sat)12:16:15 編集
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