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 昔描いたヒロイン。今よりアニメっぽい顔であるなぁ。 絵を描かなきゃなぁ、と思う。
 が、どうも私は本質的に「文章の人」、らしい。
 怒りとか不満などが高まると、それが一気に文章へと形を換えてほとばしる。
 ホントはそういう感情のエネルギーを全部絵に変換できれば、それに越した事は無いんだが。

 私は疑り深い人間である。
 私の絵が絶賛される事など滅多に無いんだが、たまにちょっとほめられたり、pixivなどで少しばかり点数が取れても、「どうせ二次絵、元のキャラの人気でしょ」などと考えてしまう(いや、おそらくはそうなんですがね)。
 多分、その絵師のテクニックではなく、たまたま描かれたキャラが流行っている二次キャラであり、その人気に乗っかって高得点をゲットしたにしても(多いですよホント)、それを素直に「評価された!」と喜ぶ絵師もいるんだろうな。
 そういう風にして自信を付け、いい気分でどんどん描き、そのまま高度な技術まで習得した、というケースも少なからずあるに違いない。
 ・・・うらやましい限りである。
 そういう人は、船舶で例えれば地中海のガレー船であろう。

ローマの軍船。ちなみにヴェネツィアのガレー船は奴隷や囚人ではなく雇われた漕ぎ手が漕いでた。だからいざという時には戦闘員も多く、よく海賊を凌いだそうな。 温暖であまり荒れる事が無い、いつも上機嫌な海、地中海。
 沿岸の人々はこの海をこう呼んだ。マーレ・ノストルム、「我らの海」。
 この海を乾舷(船端で喫水線より上の部分)の低い、波が高くて荒れやすい海ならたちまち転覆しそうな、木の葉のようなガレー船が行き交っていたのだ。
 (何千年にもわたって洗練された近世のガレー船は意外にも航洋性が高く、16世紀頃だったであろうか、アントワープからジェノヴァだったかヴェネツイアだったかまで、荒天に悩まされながらしかもオールをほとんど使わずにほぼ無寄港で走破した、という記録がある。波が高いとオールは逆に使いにくいらしい)
 穏やかな海は揺りかごのように、文化と文明を育て、何よりもまず交通機関、船を進歩させた。
 地中海のみでは飽き足らなくなった冒険商人や探検家たちは、数世紀に及ぶ「学習期間」を経て充分に積まれた航海技術・ノウハウを持って、北は北海やバルト海、南はアフリカ西岸そして喜望峰をまわってインド洋にまで、非常に広範な地域に活動範囲を伸ばす事が出来た。(この間にさらに外洋航海に適した航洋帆船、キャラベルやキャラックが発達した。向かい風が強いアフリカ西岸を南下するには、間切りながらの逆走が容易なキャラベル船が不可欠だった)

 どうも私は「地中海のガレー船」、ではないらしい。
 私をめぐる海は常に不機嫌で、努力しても苦労してもそれが中々結果として反映しにくい。
 古来日本人は、大陸棚や暖流寒流という豊かな漁場に恵まれ、仏教の殺生戒が容易くなるほどタンパク源として海産物を利用できた(魚と四足獣では、やはり違う)。
 だがこの海は荒れやすく、日本海(東海じゃないぞ!)、東シナ海などは世界有数の「荒ぶる海」なのである。
 大陸や半島との交易が途絶えがちで、ついには途絶してしまっても日本人にはさして苦にならなかったのは、日本列島の食糧生産力が高く、加えて「荒ぶる海」が同時に「豊穣な食の海」でもあったからであろう。
 だから日本人は島国に生まれ付いても、英国人のような海洋民族にはなれなかったのだ。
 (親が金持ちだからこそ、ニートは引きこもれるのだ)
 同じく荒ぶる海でも、北海やバルト海沿岸、特に気候が寒冷で食糧に乏しいスカンディナヴィア半島の住民たちは、生活のために生命がけでも外洋に出る必要があった。(バルト海はそんなに荒れないけどね)
 この人々が、東欧・西欧はおろか遠く地中海の人々にまで、悪魔のように忌み嫌われ恐れられた野蛮人「ヴァイキング」である。
 記録にこそ残っていないが、基本的に喫水の浅い、すぐにでも水が入ってくるようなヴァイキング・シップは、その多くがあっけなく沈んだ事だろう。見るからに、ただの大きなボートなのだから。

 ヴァイキング・シップ。板と板とを重ねあわせる「鎧張り構造」であるため、頑丈な船ではあった。最大のものは全長50mもあった。 なんかね、自分はヴァイキングなんじゃないか、そう思うんですよ。
 だから「自分は報われていないな」、と強く感じると、荒れて激しく暴れまわるんですな。
 船だって、貧弱でしょう?(苦 少なくとも多くの他人の目には、私は上手い絵師には見えていないだろう。
 (ごくまれに、鋭い眼を持った人が人体の表現などをほめてくれるが。ごくまれに、ですけどね・・・)
 pixivでは大絶賛されマイピクやブックマークが大量に付いた「上流絵師」」は、ハナクソみたいな簡単な絵を描いてさえ過大評価され、あっという間に4ケタの点数が付く事などざらである。
 (そういう仕組みです。ほっといても「ファン」には絵のUPが通知され、それどころかランキング上位だと宣伝までされるのだ・・・富める者はますます富み、貧しき者は・・・もう少しちゃんと絵を見ろよガキどもがっ!)
 こういうのは豪商の船主が馬鹿でかいガレオン船を悠々と乗り回しているようなもんだろうな。
 その横で懸命に汗まみれになってオールを漕いでいるヴァイキングなど見向きもされないよ。
 (ヴァイキングも歴史を下るにつれ、血腥い海賊から温厚で信用第一の交易商人へと変化した事を忘れてはならない。ノルウェーの遺跡では大量の外国の硬貨が発見されているのだ。略奪者に通貨は無用である)

 自分にも地中海みたいな「場」があれば、もしくは過去にあったならば、と時々考える。
 が、これも諸刃の剣で、大学の漫研や近年のネット上のサイトのコミュニティなどは、「馴れ合い」のぬるい空気、互いを甘やかし合う場になっている事も多々あるのだ。(エロ系のサイトに多いよな)
 言うまでも無く、ぬるま湯に浸かりきった絵師たちは成長をやめてしまう。
 だから、絵師としてのキャリアの始めの頃にちやほやされ、天狗になってからいきなり世間にその高い鼻を折られて、または徐々に興味を失って、わずか数年で絵から離れる者も多い。
 (知り合いにいます。中学生の頃は「上手い上手い」とちやほやされてたが、大学生になる頃は凡庸な絵師になり、いつの間にかケツ割ってた。これって「評判」に殺された、って事かなぁ)
 ジブラルタル海峡(地中海の玄関口。大西洋との接点)を出てから(出ない人も多いが)、ほどほどに荒海に揉まれる事が肝要なのだろうな、船が沈まない程度に。もしくは、海が荒くても大海に出る必要の有無か。
 私が相手に面と向かって絵を低く評価する時は、これは弱点の指摘がその人のさらなる成長や進化につながる事を願っての事である。意外に他人は弱点を指摘してくれないからね、人は「いい子」になりたがるから。
 だから他の人も、どんどん私の絵の弱点を指摘してください(ただし悪意抜きで。批判と個人攻撃の区別が付かない人は多い)。良い毒は薬として大変役に立つものです。

 ビッケ! ぁあ最後に一言。
 ヴァイキングはジェノヴァ人(コロンブスやジョン・カボット)よりもおよそ500年も早く、アメリカ大陸へと到達しているのだ。
 絢爛豪華で馬鹿でかいガレオン船で楽な殿様商売をやってる大船主様には真似できまいよ。

 



 そういえばアイディア勝負のネタ絵が多いよな、オレ。そういう事か。ビッケ!

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